iPad Pro 10.5インチモデル 5日間使用レビュー

公開日: : iPad

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こんにちは、@akio0911です。
去年の8月くらいからiPad Pro 9.7インチにFREETELのSIMをさして使っていたんですが、

記事 → iPad Pro 9.7インチ SIMフリーモデルにFREETELのSIMを入れて使ってみた

最近、2017年6月に発売された新モデルであるiPad Pro 10.5インチ スペースグレー 256GB セルラーモデルを購入したので、ファーストインプレッションを書きたいと思います!

前モデルのiPad Pro 9.7インチの3つの魅力

いままで使っていたiPar Pro 9.7インチモデルは、以下に挙げる特徴がとても魅力的なデバイスでした。

  • Smart Keyboardが充電不要でコンパクトなのに打ちやすい
  • Apple Pencilが仕事に大活躍!
  • 新しく搭載された4スピーカーオーディオが大迫力!

詳しくはこちらの記事にまとめています → iPad Pro 9.7インチを使って実感した3つの魅力

そして今回リリースされた10.5インチモデルでは、様々な要素が改良されています。以下、それらの改良点のうち個人的に気に入ったポイントを紹介していきます!

9.7インチに比べて少し大きくなった画面

前モデルの9.7インチに比べて少しだけ大きくなった画面が、劇的な差はないものの、思っていたよりも作業の快適さに貢献しているなあ、という印象です。

特にSplit Viewで2つのアプリを同時に使いながらの作業がしやすくなったと感じます。

画面は広くなったのに、本体サイズはあまり変わらず

スクリーンサイズが9.7インチから10.5インチに変わったことで、スクリーンサイズの面積は約20%広くなったにも関わらず、本体サイズは

  • 9.7インチ 幅169.5mm 高さ 240mm
  • 10.5インチ 幅174.1mm 高さ 250.6mm

と、幅は約4.6mm、高さは10.6mmしか変わっていません。ベゼル(枠)を狭くしたことでこれを実現しています。

スクロールがスムーズ

SafariでWebページを見ている時などのスクロールがめっちゃスムーズです。今までのiPadの画面を見慣れている人なら「えっ!?」って声をあげちゃうくらいスムーズ。これは決して大げさではなく、僕は思わず声をあげちゃいました。動画などでは伝わりにくいので、実際にお店などで試してみることをオススメします。

スクロールがスムーズになったことで、Webページを流し読み的に高速にスクロールしていても、途中の見出しがきちんと読めるようになったりという利点があることに気づきました。

ちなみにこのスムーズさは、ProMotionテクノロジーなるものによって実現されているみたいです。

Apple Pencilの書き味がスムーズになった

上に挙げたメモのように、僕はApple Pencil + メモアプリで日常的に手書きのメモを活用しています。大げさではなく、iPad Proを買ってから紙とペンでメモする機会は激減しました。

それくらいヘビーに使っているのですが、Apple Pencilの書き味がスムーズになったのはすごく嬉しいポイントです。

iPhone 7と同等レベルのカメラ性能

アウトカメラ(背面カメラ) として、1,200万画素・光学式手ぶれ補正・f/1.8の明るいレンズ・クアッドLEDのTrue Toneフラッシュを搭載しています。これはiPhone 7のカメラと同等の性能となっています。

僕の場合、写真は普段iPhone 7 Plusで撮影しているのですが、iPadで記事執筆などをしている場合はiPadで目の前の製品などの写真を撮影して、そのまま記事に挿入したい場合もあるので、カメラの性能は高いに越したことはないと思います。

Touch IDを使ったロック解除が速い

iPhoneシリーズではiPhone 6s/6s Plusから搭載されている第2世代Touch IDですが、iPad Pro 10.5インチにはこの第2世代Touch IDが搭載されています。

細かい改良点ではありますが、バッグから取り出してホームボタンを押すと瞬時にロック解除できるので、使用感の向上に大きく寄与しているポイントだと思います。

Smart Keyboardがフルサイズになった

Smart Keyboardのサイズも、本体に合わせて少し大きくなったことでフルサイズになりました。

9.7インチのSmart Keyboardではピッチが若干狭かったので、iPadでテキスト作成用途に使っている僕的には嬉しい改善です。

良かった点

良かった点をまとめてみます。

  • 画面が少し広くなって、特にSplit Viewでの作業が少し快適に。しかし本体サイズはほとんど変わらず。
  • スクロールがなめらかになって、特にWebページなどのコンテンツをさらに気持ちよく楽しめるようになった。
  • Apple Pencilの書き味が更に良くなった
  • iPhone 7と同等レベルのカメラ性能
  • Touch IDを使ったロック解除が速い
  • Smart Keyboardがフルサイズになった

悪かった点

  • 高価。iPad Pro 10.5インチ 256GB セルラーモデルで95,800円(税別)。
  • iPad Pro 9.7インチ向けに買ったSmart Keyboardが、また買いなおしになってしまった。
  • CPUやグラフィックなどの処理能力の変化があまり実感できず(これはゲームアプリやグラフィックアプリなどをヘビーに使うと印象が変わるのかもしれません)

@akio0911はこう思った。


今回紹介したiPad Pro 10.5インチモデルですが、高価な製品なので既にiPad Pro 9.7インチモデルなどを持っている方は無理に買い換えなくても良いかも・・・と思っています。

しかし、まだiPadを持っていない方や、Proではない普通のiPadを使っている方で、テキスト作成がメインのお仕事や、Apple Pencilに興味を持っている方には強くオススメできる製品です。

特にSmart KeyboardとApple Pencilは非常に高い満足度を得られる製品だと思います。

また、これからリリースされる予定のiOS 11ではiPad向けの機能が強化され、Dock・ファイル・ドラッグ&ドロップ・Appスイッチャーの再設計・マルチタスキングの再設計・Apple Pencil周りの新機能で、iPadを使った作業が更に快適になる見込みです。

僕もそうでしたが、「仕事や作業はパソコンでやるもの」という固定観念をまずは取り払い、適材適所という発想でiPadを使ってみると、新たな作業スタイルが見えてくると思います。

気になる方はショップなどでぜひぜひ手にとって試してみてください!

by @akio0911

この記事を書いた人
あきお(@akio0911
派手髪iOSエンジニア。Twitterアカウントは@akio0911。YouTubeチャンネル「あきおチャンネル」にてiOSアプリ開発講座を公開中。著書に「iPhoneアプリ開発レシピ」「cocos2d for iPhoneレッスンノート」など。iOSアプリ開発をテーマとしたオンラインサロン「アプリ道場サロン」を運営。東京・大阪にてアプリ開発講座「アプリクリエイター道場」を主催。

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